「わたし」と「わたし」

私たちは日々、時間に追われ、ルールに従い、社会のなかで役割を果たしながら生きています。そうしているうちに、いつの間にか「こうあるべき」という考えに縛られ、それが「わたし」なのだと思い込んでしまうことがあります。でも、本当の「わたし」は、もっと自由でのびやか。生まれたときからずっとそこにある、本来の自分。社会のなかで築いた「わたし」と、本来の「わたし」。どちらも大切だけれど、もしも違和感を抱えながら日々を過ごしているなら、本来の「わたし」の声に耳を傾けてみる必要があるのかもしれません。

「わたし」と「からだ」

「本来のわたし」の声を聞くための大切な扉、それが「からだ」です。私たちのからだは、いつも小さなサインを送っています。疲れを感じたとき、違和感を覚えたとき、不思議と気分が晴れないとき。それは、「本当のわたし」が発しているメッセージ。
からだの声に耳をすませ、無理をしていることに気づくと、自然と呼吸が深くなり、心もほどけていきます。自分にとって心地よいペース、リズムを選択をすることができるようになる。そうして本来の「わたし」とつながることが、セルフヒーリングの第一歩です。

  からだを感じる。
  からだに寄り添う。

からだが緩み、本来のリズムを取り戻すと、心も整い、内なる魂の声が響きやすくなります。

「わたし」と「心」そして「精神」

体が整うと、次に見えてくるのは「心」の調律です。マヒナファーマシーでは、フラワーエッセンスを大切にお伝えしています。

花々が持つ繊細なバイブレーションは、心の揺らぎや感情の滞りをやさしく解きほぐし、わたしたちを本来のバランスへと導きます。例えば、不安や迷いに包まれているとき、フラワーエッセンスがそっと心を支えてくれます。感情の乱れを整えることで、体と心の調和が生まれます。

そして、そのさらに奥にあるのが 「精神」 という領域。時代を超えて受け継がれてきた叡智、人と自然、宇宙との調和を探求し、未来を思い描いた哲学。先人たちが築いたこの智慧は、わたしたちが本来の自分を知り、人生をより豊かに歩むための大切な鍵となります。

「 体・心・精神 」

この三つのバランスが取れたとき、わたしたちは本来の力を取り戻し、自分自身の人生を歩むことができるのです。マヒナファーマシーは、あなたにとってあなた自身の「ほんとうのわたし」に出会う旅の一助になることをお手伝いしたいと考えています。

植物は、わたしたちと同じように、生きるためのリズム を持っています。太陽の光を浴び、風を感じ、根を張りながら、必要なものを自ら生み出していく。そんな植物たちの力を借りることで、わたしたちも本来のバランスを取り戻すことができます。「わたし」を知り、「からだ」とつながり、「自然」とともにある。セルフヒーリングとは、その感覚を取り戻し、自分の力で癒されていくことなのです。

「緑のおくすり箱」 は、そんな植物の恵みをぎゅっと詰め込んだ、セルフケアのための小さな薬箱。一般的なくすり箱には、市販の頭痛薬や胃腸薬、風邪薬が入っていますね。日々のちょっとした不調を助けてくれる、頼れる存在です。「緑のおくすり箱」 もまた、そんな心強い味方。でも、そこに入っているのは、植物の力を凝縮したアイテムたちです。

ハーブ ― 体の自然治癒力を引き出す「緑のおくすり」
フラワーエッセンス ― 心と感情のバランスを整える、花々の波動
メディカルグレードの精油 ― 心身のエネルギーを調整する香りのちから

これらは、わたしたちに 「自然とともに生きる感覚」 を思い出させてくれるものです。ふだんから自分の体と心の声に耳を傾け、小さな不調を感じたときに早めにケアをすることで、わたしたちは本来のバランスを取り戻すことができます。植物のちからは、即効性のあるものもあれば、じっくりと静かに働きかけるものもあります。だからこそ、自然のリズムに寄り添いながら、自分自身をいたわる習慣を育むことが大切なのです。

わたしの体と心は、いつでも自分を頼りにしています
自分自身でケアすること=セルフケア
わたしの心に寄り添うこと=セルフヒーリング

「緑のおくすり箱」は、わたしたちの内側の自然を取り戻すための小さなくすり箱。植物はわたしたちの大切なサポーターになってくれます。あなた自身や、大切な人のために、植物のちからを暮らしの中に、ぜひ、取り入れてみてください。マヒナファーマシーでは 、あなたの心身に必要な植物のアイテム、自然治癒力を引き出し、体の声に気づく手助けになる「緑のおくすり」 をご用意しています。気になる状態がありましたらご相談ください。

私の緑のおくすり箱

植物のチカラを使ってセルフケア&ヒーリングを実践している方々から、日々愛用している植物のアイテム「緑のおくすり箱」を紹介していただいています。

mahina magazine “私の緑のおくすり箱” 投稿一覧

ハーブといえば、リラックスのためのお茶やアロマを思い浮かべる方も多いかもしれません。でも、本来ハーブは 「緑のおくすり」 として、古代エジプトの時代から病気の治療や予防に、魔除けに使われてきました。

植物たちは、太陽の光を受けて光合成をし、自ら成長するための栄養や、外敵から身を守るための成分を生み出します。この防御成分が、人間にとっても有益な「薬効」として働くのです。

ハーブの主な働き

  •  抗酸化作用(細胞の老化を抑える)
  •  生態防御機能調節作用(ホルモンや自律神経のバランスを整える)
  •  抗菌・抗ウイルス作用(感染症の予防)
  •  抗炎症・鎮痛作用(炎症を抑え、痛みを和らげる)
  •  栄養補給(ビタミン・ミネラル・食物繊維を補う)

ハーブは、一つの植物の中に さまざまな成分が含まれているのが特徴です。そのため、気になる症状に働きかけながら、同時に体のバランスを整える手助けをしてくれます。

たとえば、カモミール は、生理痛の緩和、胃腸の調子を整える、神経の緊張やストレスを和らげる、といった、多くの働きを持っています。

このように、ハーブは 一点集中の薬ではなく、じんわりと寄り添いながら整えてくれる存在 です。だからこそ、ハーブと付き合うには、続けること、そして植物を信頼すること が大切なのです。

ハーブとともに、わたしを整える

わたし自身、生理痛やPMSと長く付き合い、不妊治療の期間には一ヶ月の半分を痛みと不快な状態で過ごしたことがありました。そんなとき、子宮周りの筋肉を緩め、血行を促すラズベリーリーフに出会いました。飲み始めて1ヶ月後、生理がこれまでにないほど穏やかに訪れ、痛みから解放され驚いたのを覚えています。それをきっかけに、わたしとハーブの付き合いが始まりました。

以前、ロミロミの師匠に言われた言葉があります。

「痛みと付き合うことは無意味である。」

それまで、痛みはただ抑えるものだと思い込んでいました。でも、本当は、体が「何かを変えてほしい」と伝えているサイン なのです。痛みを感じるとき、薬で無理に押さえ込むのではなく「体が何を求めているのか」を聞いてみる。そうすることで、わたしは 体と対話する という新しい視点を持つようになりました。

女性のからだとハーブ

女性の体は、ホルモンバランスや環境の影響を受けやすく、とても繊細です。だからこそ、ハーブは女性にとって心強いサポーター になります。

  • 生理痛やPMSを和らげる(ラズベリーリーフ、チェストベリー)
  • ストレスを緩和し、自律神経を整える(カモミール、レモンバーム)
  • 消化を助け、内側から巡りを整える(フェンネル、ペパーミント)

などなど、植物の持つやさしい働きは、心と体の繊細な状態をサポートして、日々のリズムを支え、心と体を穏やかに調えてくれます。自然のサイクルと調和しながら、ハーブとともに生きること。それは、「わたし」と「体」との対話を取り戻すこと なのかもしれません。

植物のちからを、日々の味方に

ハーブティーを一杯飲む。
アロマの香りを深く吸い込む。
植物とともに呼吸を合わせる。

それだけで、わたしたちは 本来のバランスを取り戻し、自分らしさを思い出すことができるのです。日々の暮らしに、ハーブを。「緑のおくすり箱」を、あなたのそばに。

朝露に包まれた花々 湧き水の純粋なエネルギー 太陽の光をたっぷり浴びた自然の波動

これらが結びついて生まれる フラワーエッセンス は、心を癒す「おくすり」です。植物の持つエネルギーが水に記憶され、わたしたちの心の奥深くに働きかけます。見えない心の揺らぎ、感情の滞り、魂の在り方。フラワーエッセンスは、それらを静かに、そして的確に整えてくれます。人がそれぞれ違う個性を持っているように、植物たちにもそれぞれの個性があります。だからこそ、一人ひとりに寄り添い、その時々の感情や状態に合ったエッセンスが響くのです。

医師であったバッチ博士は、「心を癒すことで、体の健康も取り戻せる」と考え、38種類のフラワーエッセンスを開発しました。このエッセンスは、どんな時も、今の自分に 必要な植物のちから として出会うことができます。

・副作用がなく、赤ちゃんや動物にも使える
・薬との併用が可能
・感情のバランスを整え、自分らしさを取り戻す

「何かが違う」「モヤモヤする」そんな時に。心のサインを感じたら、ひとりで抱え込まずに、フラワーエッセンスのちからを借りてみてください。

フラワーエッセンスは、
・薬と違って副作用の心配がありません
・習慣性がないので長期間使っても良さが薄れない
・他の薬やセラピーと併用できます
・赤ちゃんからお年より、通院・入院中の方、動物、植物にも自由にお使いいただけます
・シンプルで誰でも簡単に使えます

5フラワーレメディー(レスキューレメディー)

緊急時のレメディーです。5種類のエッセンスが組み合わされ、ネガティブなエネルギーを沈めて消耗するのを防いでくれます。突然の事故や事件、悲報に遭遇したとき、今すぐに助けが必要と感じるとき、困難に向かうとき、気が動転するような状況に陥ったときに、あらゆる緊急時の場面でお使いいただけます。ご自宅に、外出時の携帯用に、ぜひお使いください。きっと、お守りのような存在になります。

古来より、太陽と月、男性と女性、昼と夜。すべてのものは 「陰と陽」 のエネルギーで成り立っていると考えられてきました。

月の満ち欠けと、女性のリズム

月の約29日間のサイクルは、女性の月経周期と響き合っています。

 生理 → 満月
 生理後(低温期) → 下弦の月
 排卵 → 新月
 排卵後(高温期) → 上弦の月

月は 感情や潜在意識 に影響を与える存在。現代は自然のリズムと離れた暮らしをしているため、月と生理の周期がずれてしまっている人も多いかもしれません。だからこそ、月を意識し、体のリズムを感じること。そして、植物のちからを借りながら、自分自身と対話すること。植物は生き物です。信頼し、ゆだね、続けることで、わたしたちの内側に深く響いてくれるのです。

女性の体は、繊細で、変化に富んでいます。ストレスや生活習慣の影響を受けやすいからこそ、植物の力を味方につけながら、自分のサイクルを大切にしてみましょう。

古代ハワイアンの人々は、癒しは心から生まれるもの だと考えていました。

ハワイでは、「オハナ(家族・共同体)」が何よりも大切にされてきました。彼らは、心と体にマナ(生命エネルギー)が満ちていることが健やかさの源 であり、もしマナが失われると、病気や災い、人間関係のわだかまりが生まれると信じられていました。

ホ・オポノポノ は、古代ハワイアンが大切にしてきた 魂の浄化の方法です。「pono」 は 「正しい、調和が取れた」 という意味があり、「Ho’oponopono」 は 「正しい方向に戻し、整えること」 を指します。これは、単なる癒しではなく、自分の心と体を健やかにし、家族や人とのつながりを平和に保つための智慧 なのです。

オハナの中で生きるということ

古代ハワイアンたちは、ひとりの問題は、オハナ全体の問題 として考えていました。

何か問題が起こると、勇気を持って話し、他者は愛をもって耳を傾ける。それぞれが自分のことのように受け止め、共に解決の道を探していく。そうして、真の信頼を分かち合いながら、ネガティブなエネルギーを残さない解決をしてきたのです。

この 「オハナの在り方」 は、現代を生きるわたしたちにも、とても大切なメッセージを伝えてくれています。

ホ・オポノポノと日本の精神

ハワイと日本は、どこか似ているとよく言われます。どちらも 火山の土地に根ざし、言霊を信じ、自然界に神々を見出す文化を持っています。だからこそ、ホ・オポノポノの在り方は、日本人にとってもどこか懐かしく、親しみ深いもの なのかもしれません。

ロミロミを学ぶとき、技術よりもまず 「自分自身をホ・オポノポノで浄化し、整えること」 の大切さを教えられました。それは、ロミロミに限らず、日々の生き方そのものに通じる深いメッセージ でもあります。

心が健やかになると、体は元気になる。心と体が調和されると、他者とのつながりも豊かになる。自分の中に「アロハ=調和」があることから、すべてははじまるのですね。