五感でみつける 目で感じる
Spring energy
3月といえばたいてい慌ただしいスケジュールに追われ、精神の真ん中を失ったかのような気がしていた若き頃に比べたら
だいぶ様々なことがスローダウンしてきているはずなのに、どうにもこうにも春まっただ中を迎える前というのはよろこび半分ざわめき半分なムードが未だ抜けない今日この頃。
そんなとき、散歩をするとか思う存分こころの内を書きなぐるとか自分なりの対処法があるのだけれど、ふと思い立ち読書ログ(という名のmy読後雑記ノート)をぱらりと開いた。
ふと目に留まったのは『海からの贈り物』リンドバーグ夫人(アン・モロウ・リンドバーグ)著 (1967年)の読後メモ。もはや20年以上前の記録。
夫人は言う。
「ひとりで過ごすことでかえって人に親しみが持てる。
周りの人から自分を引き離すのは、物理的な距離ではなく、自分の頭に広がる砂漠や心の荒れ地である。」
心の荒れ地。なるほど・・・。荒れ地とはいかないまでも、年相応の家族の介護だとか周囲の体調不良だとか友人の職場の出来事のうんぬんかんぬん-ここしばらく自分をおざなりにして意識が常に外へ外へ向かっていたのは否めないな、と無意識に開いたページに深くうなずく。
こうしたフレーズがふと目に留まったのも偶然ではないのだよねえ、と今度は最近プレゼントしてもらった『Spirit Junkie』という52枚のカードデッキ(励ましや五感にまつわるメッセージカード/英語版)をシャッフルしてみるとー
“I bring peace with me whenever I go. ”(どこへ行こうとも平和とともにあります。)
とのメッセージ。
そうだな、平安な気持ちは海辺や見知らぬ土地やーどこかへ探し求めに行かずともいつもそこに。
続いてもう一枚。
“There’s no such thing as a mistake. Everything happens in divine order. I am being guided to learn and grow.”
間違いなどはありません。すべては神聖な摂理にしたがって起こるのです。学び、成長するように導かれているのです。
すべてはベストな流れとともに・・・春の嵐でさえ芽吹きの季節のために必要な自然の導き。
思いがけないカードからのspring energy。
今このメッセージがふっと響くどなたかの目にとまっていますように・・・。
すてきな春の日々を。
2024年3月25日 ●
Miki
English Lab/ doers(ドアーズ) 主宰。完璧さよりも小さな一歩を応援するパーソナルイングリッシュコーチ。文章やコーチングレッスンをとおして、心を整えきらめく日々を提供できたらと探求する日々
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