毎年、待ち遠しい一年を締めくくるセレモニー。
シュタイナーの聖なるプログラム・クリスマスアドヴェントセレモニー。
一年を通して、燃え盛った魂への問いかけ、あなたがあなたであることを模索しためまぐるしい一年だったことでしょう。シュタイナーの思想は、今のわたしたちにとって自分の霊性をみつめ宇宙、自然界への理解に大きなサポートとなるメッセージにあふれています。
今年のわたしから新しい年を迎えるわたしへの再生のセレモニー、冬至。わたしたちの魂の象徴となる「りんごのみつろうキャンドル」と共に、もみの木の回廊のなかを静かに、静かに入り、冬至の深い闇の世界を体験します。その闇の奥から照らされる光はわたしたちの魂の光です。このセレモニーを体験することで、今年のご自分が経験したたくさんの熱量を鎮め新しいサイクルを迎える冬至に、ご自分の光が新たに生まれ変わり立ち上がってゆく体験を仲間と共に分かち合い確認する機会となります。とても聖なる、かけがえのない瞬間です。
わたしは、ひとりではない。 静かな勇気と感動に包まれる特別なひととき。 聖なる心の再生を祝うクリスマスセレモニーは、白の衣服でご参加ください。一年の締めくくりに乙女の心で。透明なわたしを迎えるために。
仙台でシュタイナー幼稚園を主宰している虹乃美稀子さんを迎えてみなさんと体験してゆくワークショップです。会では、アドヴェントについての座学と、セレモニーに使うりんごのみつろうキャンドル作り、そして、日本で初めて蜜蝋キャンドルを製造された、山形県朝日連峰にある「ハチ蜜の森」の安藤さんの蜜蝋を使ったキャンドル作りを行います。今年も終わりに近づいてきて、がんばったご自分にセレモニーを通して対話しまた新しいめぐりに備える機会になりますように。
2024年も、もうすぐ終わりを迎えようとしています。今年は元旦の地震から始まり、例年に増す酷暑、また大雨被害も大きく、自然界からの厳しいサインを受け取らずにはいられない年でした。
そんな中で、今年もみなさんとシュタイナーの学びをともにできたことは、私たちが自分自身の内的な精神生活と外界の世界を結びつけて生きることを助けてくれる、大きな力となったと感じています。
一年でいちばん日の光が弱まる冬至の季節は、自然界の闇がいちばん深まる日です。しかし、私たちはこの季節に、内側の精神に深く入り込み内なる光を見出し、その光をもって、また外界へと向かっていきます。ちいさなその光は、自分自身の魂の成長を導く「わたし」という自我の光であり、新しい年の自分の在りようを内側から導いていく、大切な光です。
自然界からの厳しいメッセージのある今こそ、セレモニーを通して、大いなる自然界とのつながりを意識的に取り戻していきましょう。冬至の闇から新しく生まれる小さな光を内側に灯し、来年の自分自身の歩く道を照らす光としましょう。
シュタイナーの思想のもとに祝われるクリスマスのアドヴェント(待降節)・セレモニーは、ほのかに甘く香るミツロウのりんごろうそくを手に、床にしつらえた、永遠のいのちの象徴であるモミの枝の渦巻きを歩きます。りんごの赤は、あたたかな血液の流れる肉体を持った私たち人間の魂を象徴しています。私たちの魂は光を受け入れる器となって、その器に光を宿します。クリスマスは内なる光の再誕を祝う、精神的でそして常に新しい祝祭です。
今年も、山形の朝日連峰で自然環境保護に長く携わられ、日本で初めて蜜蝋ろうそく製造に着手された安藤竜二さんの工房「ハチ蜜の森」の蜜蝋を使ったオリジナルキャンドル作りを行います。今年は子どもたちとも親しんでいるディップ式のキャンドルを作ります。一本の糸が、しだいにミツロウをまとって重さを増し、光を担うキャンドルとなっていく過程を、触覚や嗅覚、熱感覚、、、と私たちの肉体の感覚をしっかりと感じながら味わっていきましょう。
虹乃美稀子
日 時:2024年12月19日(木)午前の会 10時30分〜 / 夜の会 19時30分〜
場 所:mahina pharmacy store
参加費用:5,500円(ハーブティーとおやつ)
おみやげ:お作りになったミツロウキャンドル
持 物:筆記用具、りんごの芯抜き、ハサミ
定 員:各会8名さま(開催人数4名以上)
再生を象徴する白の衣服やなにか身につけてご参加ください。
お申し込みは先着順となり、定員に達し次第募集を締め切ります。
開催人数に達しない場合は、休講させていただきます。
オンラインストアからお申し込みください。
お申し込み時に、午前の会、夜の会を選択して下さい。