Top > Workshop > マヒナファーマシーのワークショップ > 大人の夏のファンタジー 山上かさね × 虹乃美稀子 with Mahina Pharmacy「星を旅するアミュレット」

 大人の夏のファンタジー
山上かさね × 虹乃美稀子 with Mahina Pharmacy
「星を旅するアミュレット」

 

 

今年も暑い夏がやってきます。
2020年代に入って5年目の夏。パンデミック後の世界は、変化のスピードが加速化して、息切れしそう。いつからこんなに生きることが大変になったんだろう。そんな声も、聴こえてきます。

モノの豊かさから、心の豊かさの時代へーそう言われて久しいですが、実際には都合や格好のよくないことはネットの地下でやりとりされ、表からは誰が何をやっているのか見えない時代になりました。信頼という言葉が、これほど空虚に聞こえる時代はなかったのではないでしょうか。


お日さまの、お通りみちを はき浄め、
  ひかりをちらせ あまの白雲。
  お日さまの、お通りみちの 石かけを
  深くうずめよ、あまの青雲。


「双子の星」は、宮沢賢治が22歳の頃書いた最初期の童話です。その透明で情緒あふれ、霊的な気配をも感じさせる作品は、童話でありながら、人生を重ねてきたわたしたち大人の感性に深く語りかけてきます。この童話が書かれたと言われる1918年は、先のパンデミックであるスペイン風邪が流行り始め、第一次世界大戦が勃発し、それまでの人類が経験したことのない大惨事となりました。まるで現代の世界を彷彿とさせるようなかつての時代に、賢治がこの精神性の深い童話をみちのくの片隅で書き上げたことを思うと、大きな励ましの力をもらうようです。

私たち人間の意識が、天の高みへと引き上げられるこの真夏の季節に、このお話をゲートにして、私たちも星の世界を旅しませんか。朗読とともに、シュタイナー人形作家の山上かさねさんをお迎えして、「星を旅するアミュレット」を作ります。アミュレット、とは魔除けの力のあるお守りのことです。中に忍ばせるのは、水晶や「知恵」を象徴する小さな小さな本。そこには、シュタイナーの祈りのマントラ(朝・夜・星々の踊りの3種類)が秘められています。この夏、ファンタジーの力で、星の世界を旅していきましょう。ほら、童子たちの銀笛の調べが聞こえてきませんか。

・星を旅するアミュレット作り 
 アミュレットに添えるあなたの香りも作りましょう
 
・「双子の星」朗読の時間

    こんな時代だからこそ、大人のファンタジーの力を取り戻しましょう。 
    私たちは、宇宙船に乗るよりもずっと遠くまで、宇宙を旅することができるのです。 
    それが、人間だけが持つ、ファンタジーの力なのです。

・癒しのおやつ
 「夏を味わうフルーツスイーツプレートとハーブティー 」




< ワークショップ詳細 >

日  時:2024年 7月27日(土)13: 00~15: 00
場  所:マヒナファーマシーストア(最寄駅:下北沢)
参加費用:6,300円(夏を癒すスイーツとハーブティー)
おみやげ:手仕事したアイテム

< お申し込み方法 >

マヒナファーマシーお問い合わせのページからお申し込みください。
本文にワークショップのタイトル、参加ご希望の会、お名前、住所、年齢、参加人数、メールアドレスを記載してください。

 

< 教えてくださる方 >

山上かさねさん/人形作家
シュタイナーの思想、自然、絵本などからインスパイアされたもの作りをしています。小さな人形を中心に作家として活動、また手仕事や染め物のワークショップも行っています。
https://instagram.com/k_a_s_a_n_e/


虹乃美稀子さん/東仙台シュタイナー虹のこども園園長・担任
公立保育士として7年間保育所や児童相談所に勤務後、シュタイナー幼児教育者養成コースに学ぶ。南沢シュタイナー子ども園にて吉良創氏に師事。2008年「東仙台シュタイナー虹のこども園」開園、園長および担任。東京をはじめ、全国各地でまたオンラインでシュタイナー講座、子育て講座を開催。

著書「小さなおうちの12ヶ月」(河北新報出版センター)
「いちばん大事な『子育て』の順番」(青春出版社)

WEB|http://sendaiyunta.com
Facebook|東仙台シュタイナー虹のこども園虹乃美稀子
Instagram|@steiner_nijinokodomoen @mikikonijino